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夜景の中で、重なり合う高速道路に解け込むように、不思議な存在感を放つ歩道橋を発見した。高所からレンズを通して見ると、ジグザグの通路が迷路のようだ。
横浜市都筑区の「港北インターチェンジ歩道橋」は平成28年に完成した。階段とは別にスロープが設置され、総延長約93メートルの緩やかな坂道が5回折り返している。
入り組んだ道路を、歩行者に安全に移動してもらうために設置された。同市道路局によると「車いすも通行できる傾斜を確保するため、つづら折りの構造になった」という。
筆者:関勝行(産経新聞写真報道局)